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自動車保有関係手続のワンストップサービスを利用して車検証の住所変更を行った話

Posted on:2019年5月27日 at 14:35

自動車保有関係手続のワンストップサービスを利用して車検証の住所変更を行った話。

ワンストップサービスとは

自動車を保有するためには多くの手続(検査登録、保管場所証明申請等)と税・手数料の納付(検査登録手数料、保管場所証明申請手数料、保管場所標章交付手数料、自動車税、自動車取得税、自動車重量税等)が必要となります。

これらの手続と税・手数料の納付をインターネット上で、一括して行うことを可能としたのが、「自動車保有関係手続のワンストップサービス(以下、OSS)」です。

ワンストップサービスとは – https://www.oss.mlit.go.jp/portal/beginner/osstowa/index.html

OSS を利用するために必要なもの

下記は住所変更の場合です。

☆ は通常の手続きと比較し、OSS を利用する場合に新たに必要となるものです。

流れ

  1. OSS サイトにて申請を行う。

    • 住民票コードは任意ですが、できる限り記載したほうが良いです。未記載では陸運事務所に提出物があります。
    • 「自動車税課税区分(その他)」、「自動車取得税課税区分(その他)」には「所有者住所変更」と記載しましょう。
  2. 状況照会画面にて「手続準備:受付審査」が完了するのを待つ。

    • 最難関らしいです。

    • なにが間違っているかを教えてくれないので、3 営業日ほど待ってステータスが完了にならない場合は、書類に不備がないか電話にて聞いたほうがいいと思います。

    • 住民票コードを省略すると、「変更の原因を証する書面」を陸運事務所に足を運び提出しなければなりません。

      https://www.oss.mlit.go.jp/portal/beginner/shinsei-nagare/shinsei/hitsuyou-shorui2-1/index.html

  3. 「保管場所証明申請手数料」を ATM かオンラインバンキングにて支払う。

  4. 「保管場所標章交付手数料」を ATM かオンラインバンキングにて支払う。

  5. 「検査登録手数料」を ATM かオンラインバンキングにて支払う。

    • 3,4,5 は支払わないとフローが進まないため、同時に支払うことはできません。
    • 状況照会ページの納付ボタンが死んでいますが、ATM やインターネットバンキングの各種料金払込などから支払うことができます。
  6. 状況照会画面にてステータスが「交付」になるのを待つ。

  7. 警察署にて「保管場所標章」を受け取る。

    • 「警察内管理番号(状況照会画面にて確認できます)」「保管場所標章番号(状況照会画面にて確認できます)(状況照会画面にて確認できます)」が必要です。
    • 状況照会画面にて「保管場所標章番号」が記載されていない場合は、記載されるまで待つ必要があります。
  8. 陸運事務所にて「車検証」を受け取る。

    • 現在の「車検証」及び、「受付番号(状況照会画面にて確認できます)」が必要です。
  9. 完了。

感想

利用する価値はそんなに無いです。

結局 7. 8. にて実際に警察署と陸運事務所に行かないといけないため、1 度は平日に休みを取る必要があります。税事務所には行かなくて良いです。

OSS を使わない場合は、書類の記載に時間がかかるのと、手続きに時間がかかるので、その分が短縮されます。

また、保管場所審査のため、申請&受け取りで 2 度平日に休みを取る必要があったのが、受け取りの 1 度だけなります。

利用ハードルが高い割には、メリットが全然ないため、IC カードリーダーを持ってない人は買ってまで利用する価値はないと思います。

特にインターネットバンキングを利用していない場合は ATM に 3 度も行く必要があるので、通常の手続きより面倒になります。

まあ、やらないよりはやったほうが確かに楽なので、「OSS を利用するために必要なもの」に記載した ☆ をすべて持っている場合は、利用してみると良いかもしれません。